樹げむのSDGs
季節は移ろい
世の中、酷暑ということでべらぼうに暑いですね。
でも、季節は止まりません。我が家の雑草の庭にも、秋への入り口の花が盛りになりました。オミナエシとワレモコウ、日陰ではフシグロセンノウが。今日は、カメラを持って小さな池の端に行ってみると、イトトンボかな?
庭でイトトンボの仲間を見たのは初めて。普段はシオカラトンボが我がもの顔で飛んでいます。
更新日:2025/07/29
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エコキュート
もう少しソーラー発電についての雑感を書きます。
前々回の投稿で触れたように、ソーラー発電7年目の昨年にエコキュートを導入しました。ガスは給湯と床暖に使っていました。設備は15年以上使っていて、東京ガスの点検保守も割高になり、迷っている中でオール電化に踏み切りました(実は、家が火災保険に入っていないこともあり)。エコキュートの導入は省エネ推進ということで、(本当に)僅かですが政府から補助金も出ます。
導入してみると、確かにエネルギーコスト的にはガス給湯器より割安なことが分かりました。1か月平均値がガス代+電気代の時は10,041円/月、オール電化後は7,310円/月。(この数字の中の電気代とは買電の金額で、消費電力としては他に自家消費分があります。とはいえ我が家の省エネは、かなり徹底しています。) しかし自明ですが、3000円/月のコストダウンではエコキュートの導入費用の回収は、私の生きているうちには無理そうです。
導入機種は補助金の多少で三菱電機にしました。意外だったのは、湯沸かし時間の設定への制限です。毎日、湯を沸かし始める時刻を設定するのですが、東電などが割安時間帯としている夜間しか設定できなくなっていました。我が家の都合としては、まず東電を利用していないこと、昼間の発電量が十分にありその売電単価が、買電単価を近年下回っていて、ともかく売るより自家消費したほうがお得、などの理由で昼間の湯沸かし設定が必要でした。他にも、昼間の方が外気温は高く熱交換の効率が良い、さらに主なお湯の消費が、夕方のお風呂でもあるので、使用までの時間が短く効率的にも良いなど、夜間に湯を沸かすメリットは微塵もありません。
なぜ機器メーカは湯沸かし時間を夜間しかできなくしているのか、想像でしかありませんが、多分に原発復活を目論む電力会社への忖度かと思えます。Youtubeを見ると、昼間時間帯への湯沸かし時間設定方法がいろいろ載っています。我が家も参考にさせていただきました。前々回の投稿で昼間にエコキュートが動作している理由はそれです。
作成日:2025/07/25
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山野草の庭
庭に山野草を植えて楽しんでいます。
隣接する山梨県上野原市に小さな山地をお借りしていて、そこに生えている山野草を中心に横浜の自宅に移植しています。7~8年前にオカトラノオやカワラナデシコ、オミナエシ、ホタルブクロなどなど、里山ならどこにでもある野草を中心に試しに植えてみると、オカトラノオはアッというまに庭を優占してしまい、ナデシコが負けじと間から茎をのばしてピンクの花を咲かせています。
横浜の自宅の周りは、親父が住み始めた60年前にはホタルが舞い、まだまだ田んぼや畑の谷戸と、周りの雑木林と自然豊かでした。今は、びっしりと住宅をはじめ人工物で覆われています。その中で小さな庭に山野草を植えることが、自然環境に何か意味があるのか、生態系に何か役に立つのか、など考えてもよく分からんので、小さな庭の中の自然の変化を楽しんでいます。
冬の間、枯野だった地面に、春一斉に緑色が芽吹き始めるのは、何度見ていても楽しいものです。芽の形からスイセン、イチリンソウ、ジュウニヒトエ、オカトラノオ、ナデシコなどなど無言で挨拶してきます。
維持するポイントは、なるべく優占種を作らないこと、外来種(園芸種)、つる植物はできるだけ遠慮いただく、など。具体的にはセイタカアワダチソウ、ハルジオン、ドクダミ、ササ、イネ科、マメ科など見つける都度つまんで抜き取っています。あとは自然と増減するのに任せています。日陰と日向などの違いで繁殖種がなるべく多様になることが目標かな。
更新日:2025/07/10
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ソーラーパネル
我が家で使用するエネルギーの自給自足を念頭に、8年前に、屋根にソーラーパネルを設置しました。シャープ製で5.72kw。家は築10年ほどだったのですが、改めて屋根の防水工事をしたうえでの設置。それら諸々の費用含めて、残り2年の計10年で回収できて、お釣りもありそうな発電状況なので満足しています。
発電が順調なので、昨年にはガス湯沸かしを止めてエコキュートにしました。今年は軽バンの自家用車が11年目なのと、FIT切れを念頭にEV(Nvan:e)とV2Hの導入を検討中。走行距離などを電力換算すると、今までのガソリン代も計算上は余剰電力で吸収できて、当初のエネルギーの自給自足は達成できそうな気がしています。もちろん計算上ですが。
自然環境を破壊した大規模ソーラー基地を見るにつけ、何故、屋根の上ソーラーをもっと積極的推進しないのか不思議でなりません。小池さんの施策の中ではその点は賛同できます。が、法律で義務付ける以前に、ビジネスとして十分に成り立つと思うので、業界としてのPRが不足しているような気もします。
EVやV2Hはまだまだ高価で持ち出しなので、趣味の道楽みたいなものですが、ソーラーパネルは、条件さえ揃えば確実に家庭での発電ビジネスになると思います。例えば、屋根の向きは多少東向きの方が、気温が上がる前に発電できて効率が良い、とか傾斜の角度とか微妙な条件はありそうです。
写真は設置時の様子、および今日の発電状況。発電状況のモニターは発電量、消費量、買電量、売電量がリアルタイムで見えるのでお役立ちです。エアコンの消費電力など、どのように変化するのかよく分かります。写真はエコキュート動作中で消費が大きくなっています。
作成日:2025/06/28