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G12

「譲って損なく奪って益なし」の報徳精神でフードロス削減と困窮者支援をめざす

NPO法人報徳食品支援センター
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取り組み内容
ポイント&スコア

取り組み内容

NPO法人報徳食品支援センターは、2019年12月に小田原で誕生したフードバンクです。
活動地域は、小田原市を中心とした南足柄市、足柄上郡、足柄下郡の2市8町にわたります。

フードバンクは、世の中でまだ食べるには問題はないのに廃棄されてしまう食品を食品企業や消費者から譲り受けて、生活が困難な状況にあって食物を必要とされる人達に無償で提供する活動です。

この活動の精神はセンターの名称が示すように、小田原の郷土の誇り二宮尊徳翁の、無駄を排する質素な生活と地域振興による貧困の解消という考えです。
すなわち尊徳翁遺訓『譲って損なく奪って益なし』という考え方です。
10年後100年後、地域の市民が一緒になって助け合い、寄り添い、譲り合いの心を持って豊かなまちづくりの一助となりたいという思いをもって活動をしているそうです。

国内では平成28年度には約2,759万トンの食品廃棄物等が発生、そのうち、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう「食品ロス」が約643万トン含まれていると推計されています。実に23%が、食べられるのに捨てられていることになり、この損失をいかにして減らすかは、食品メーカーをはじめ、飲食業などの課題となっています。

食品ロスを減らすには、余計に作らない、それでも余ってしまったら捨てないで食べる工夫をする、という2つのアクションが重要です。

センターが提供する食品は、関東各地の食品メーカー、流通業、フードバンクなどから提供されるほか、地元の農産物や水産加工品業者からも提供されています。このように、事業者や農家で発生する規格外品の提供を受け必要な人に渡すことで食品廃棄のムダを減らしています。
提供先は、社会福祉協議会、福祉施設、子ども食堂、行政窓口などを通じて、高齢者、非正規雇用労働者、単身親家庭、 困窮する外国人などになっています。
フードバンクの取り組みは、食品ロスの削減と、生活に困窮している人たちをつなぐ、架け橋となり、地域の課題に貢献しています。

現在、センターでは食品の提供を広く募っています。また、活動を手伝ってくれるボランティアの参加も募集しています。社会貢献に興味のある方は、検討してみてはいかがでしょう。

報徳食品支援センターのゴールへの貢献
ゴール12(つくる責任つかう責任)を中心に、ゴール2(飢餓をゼロに)、ゴール3(すべての人に健康と福祉を)、ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)などに大きく貢献しています。

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#フードロス #地方創生

記事作成者:運営事務局

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NPO法人報徳食品支援センター

シェアされたSDGsポイント合計 84

SDGs貢献ゴール

つくる責任 つかう責任
飢餓をゼロに
住み続けられるまちづくりを
パートナーシップで目標を達成しよう

※SDGs17ゴールアイコンの引用元は「国連」です。

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シェアされたSDGsポイント

84

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前日比較
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SDGsウエイト

メインゴール

G12
つくる責任 つかう責任

サブゴール

G2
飢餓をゼロに
G11
住み続けられるまちづくりを
G17
パートナーシップで目標を達成しよう

採用情報

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更新日
2024/06/18
開設日
2023/12/12
SA-No.
44
NPO法人報徳食品支援センター