グッピーのSDGs
畑に広がるソーラーパネル
5月の日曜日、千葉県匝瑳市(「そうさし」と読みます)で開催された「ソーラーシェアリング・アースデイ」というイベントに行ってきました。このイベントに出演する和太鼓バンドGOCOOの演奏を聴くのが目的だったのですが、周囲の風景におおおーっとビックリ。
地面から少し高い位置に一面にソーラーパネルが設置され、その下には青々とした麦畑(たぶん麦)が広がっていたのです。細長いソーラーパネルが隙間をあけて縞々状に設置されていて、太陽の光は隙間から畑の麦たちに届くというわけです。農業と発電とで太陽光を共有、なるほど「ソーラーシェアリング」!
営農型太陽光発電というのだそうで、農作物の販売収入に加えて売電収入を得られれば農業経営の安定化の一助になりそうですね。
作成日:2025/07/27
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fumiさん
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フロリダのマナティのこと
マナティをご存知ですか。水中に棲む哺乳類で、水草や藻類などを食べて生きる草食の動物です。体調3.5m、体重300~600kgの巨体で水中をゆったりと泳ぎ、とても人懐っこくていたずら好き、野生なのに一緒に遊ぼ、と人間に近寄ってくる愛らしい動物です。
冬になるとアメリカ・フロリダ州のクリスタルリバーに集まってきます。寒さに弱いマナティは海水温が下がると快適な水温の川に移動してくるのです。
そんなマナティに魅せられて長年にわたってクリスタルリバーに通い、マナティを撮り続けたカメラマンがいます。故・馬場裕さん。彼が撮ったマナティの写真集が発刊され、各地で写真展が開催されました。
以下は馬場さんの受け売りですが・・・。
マナティは絶滅危惧種で保護対策もとられていますが決して十分ではありません。ボートのスクリューや錨によって傷ついたり、水中に漂うゴミや釣り針を誤食したり、テグスが巻き付いてしまったり、「人間の活動によるマナティの身体異変はいとも簡単に目撃することができます」。
年間のマナティの死亡数はフロリダ州で約800頭、その10%はボートによる事故死なのだそう。一方で、環境汚染によって水草などの餌が減少し多くのマナティが亡くなっているといいます。
気候変動や海洋汚染は今後マナティたちにどんな影響を及ぼしてしまうのでしょうか。
日本から遠く離れたところでもさまざまな異変が起きていることを私たちは知らなければいけませんね。
作成日:2023/09/27
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※SDGs17ゴールアイコンの引用元は「国連」です。