小田原から発信する~気候変動アワード
取り組み内容
温暖化防止につながる省エネの取り組みや簡易包装の導入など、企業が事業の中でできる温暖化対策の取り組みを審査して表彰する「小田原箱根気候変動アワード」は2023年には2回目が実施されました。企業規模も業種も様々な中、日々業務の中で取り組んでいるSDGsは、それぞれなるほどと思える気候変動の対策であり、企業だけでなく、市民も毎日の暮らしの中でできるSDGsとして、とても参考になります。
例えば、第2回の大賞を受賞した株式会社 凛門さんは、歯磨き粉をペーパー歯磨きに変更する、飲み物で使用している草ストローを近隣農家の畑で利用するといった「使い捨てをなくす」取り組みのほか、電解水の生成機設置により水回りの洗浄において洗剤をなくす試み、窓に断熱・遮熱フィルムを貼ることで冷暖房効率をあげるなど、環境への負荷削減の取り組みが評価されました。
小田原箱根気候変動アワードは、大賞を受賞した取り組み以外にも、SDGsの本質を顕彰事業によって、商工会議所会員企業に啓発をしています。
なお審査はアワード選考委員によります。その委員は気候変動タスクフォース(企業の気候変動への取り組みを具体的に開示することを推奨する、国際的な組織)のメンバーに委嘱されています。
この小田原箱根商工会議所の取り組みは、当該地区の企業がそれぞれ事業維持と成長ができるよう多くの商工会議所同様活動しているわけですが、小田原市の未来都市宣言と連動しながら、会頭の鈴木悌介氏のSDGsに対する強いリーダーシップに導かれています。
それは気候変動のみならず、デジタル化がもたらす社会インフラの転換期であるDX(デジタルトランスフォーメーション)、環境と経済の一体化のGX(グリーントランスフォーメーション)、さらにWITHコロナ、POSTコロナ時代に会員企業と一緒になって新しい時代を乗り越える小田原箱根商工会議所のミッションが見えてきます。
小田原箱根商工会議所のゴールへの貢献
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)を中心に、ゴール7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)、ゴール14(海の豊かさを守ろう)、ゴール15(陸の豊かさも守ろう)と高い貢献度をグラフが示しています。
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記事作成者:運営事務局
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